レイはハワイ語で「首につける飾り」を意味します。古来より魔除や供物、社会的地位の象徴として用いられ、現在でも、ハワイへの観光客に渡したり、誕生日、結婚式、卒業式、葬式など、お祝いに感謝や歓迎の気持ちを込めて気軽にレイを贈り合います。
|フラダンスで使うレイの種類
●レイ・ポウ
頭につけるレイ。
覚えたフラを忘れないようにつけるもの。
●レイ・クウペエ
手首と足首につけるレイ。
振りを忘れないようにつけるもの。
●レイ・アイ
首につけるレイ。
悪い気が体に入ってしまわないようにつけるもの。
photo by [swong95765]
|レイのつけ方
レイをつける手順は、足、手、首、頭という順に下から上に行くように付けていきます。
これは、大地の気やパワーである「マナ」を、足の爪先から体に入るとされているためです。
また、レイを付ける際、人の目に触れないところで、チャントを唱えながらすることが正式な付け方と言われてます。
|レイの選び方
そして、フラを踊るときは、詩にプルメリアが歌われているときはプルメリア、イリマならイリマといった感じで、
詩(うた)の意味に合わせてレイに使う花を決めます。
ハワイ各島にはそれぞれの島をあらわす「花」と「色」が決められており、その詩で歌われている土地(島)にまつわる花をレイに選び、シンボルカラーをドレスの色にするという事もあるようです。
レイを衣装と曲と合わせて、よりフラダンスを楽しめそう^^
フラダンスステージ衣装の選び方とタヒチアンダンスステージ衣装の選び方 も合わせて読んでみてください♡
photo by [Claytonium]